こんにちは!「クボタ歯科医院」です!
昨今TVやネットでも頻繁に目にする「ブラッシング時の出血」。皆さんは歯磨きの時に歯ぐきから血が出ることはありませんか?実はこれ、歯周病初期症状のサインかもしれません。それでは、なぜ歯磨きの時に歯ぐきから出血が起こるのでしょう。
歯ぐきからの出血の主な原因
・歯肉炎:プラーク(歯垢)が歯と歯ぐきの境目にたまって、歯ぐきが炎症(歯肉炎)を起こします。そして、歯と歯ぐきの間に溜まった歯垢(プラーク)の中の細菌が原因となり、歯ぐきが腫れて出血しやすくなります。
・歯周病:歯肉炎が進行し、歯を支える骨にまで炎症が広がった状態。出血のほか、歯ぐきの腫れや、重症化すると歯のぐらつきも見られます。
・強すぎるブラッシング:硬い歯ブラシを使ったり、歯磨きの圧が強いと歯ぐきが傷つき出血を起こすこともあります。
・ビタミン不足(特にビタミンC) や全身疾患(糖尿病、血液の病気など)も関係する場合があります。
これらの中でも皆さんが気になるのは歯周病だと思います。歯周病は静かなる病気(サイレントディジーズ)と呼ばれ、初期には痛みがほとんどないため、気がつかないまま進行してしまいます。初期症状の一つである「歯ぐきの出血」を見逃さないことが大切です。
- それでは歯ぐきからの出血を放置するとどうなるのでしょう。
初期段階では出血だけですが、放置すると徐々に症状が進行します。
・歯ぐきの腫れや痛み
・口臭が強くなる
・歯がグラグラしてくる
・最終的には歯が抜け落ちることも…
- こうならないためには、予防と早期発見が鍵となります。
歯周病は一度進行すると完全に元に戻すことが難しい病気です。だからこそ、定期的なクリーニングと検診が重要になります。
歯ブラシだけでは取りきれない歯垢や歯石は、プロによるクリーニングでしっかり除去する必要があります。定期的な検診をおすすめします。
「歯医者さんは痛いから…」「忙しくて時間がない…」そんな不安やためらいをお持ちの方も多いと思います。クボタ歯科医院では、患者様の不安に寄り添い、痛みを最小限に抑える治療を心がけています。
また、ご自身の歯ブラシについても、一人ひとりのお口の状態に合わせたアドバイスを行っています。正しい歯ブラシの選び方や使い方など、分からないことはクボタ歯科医院に気軽にご相談ください。
歯周病の早期発見・早期治療で、健康な歯を長く保ちましょう。お口の健康についてのご不安や疑問があれば、丁寧に説明いたします。
健康なお口は、健康な体と笑顔の源です。一緒にお口の健康を守っていきましょう!